東京会場
2024年9月7日(日)
日本大学文理学部 オーバルホール
主催:NPO法人未来ISSEY、日本大学文理学部 田中謙研究室
東京ブロック応援団長:NPO法人東京こどもホスピスプロジェクト
共催:一般社団法人日本珪藻土協会
後援:世田谷区教育委員会
大型台風の接近が心配されていた 2024年9月1日(日)午前10時過ぎ。数日前からの心配も杞憂に終わり、無事会場の時間を迎えることができました。
日本大学文理学部田中謙研究室との共同開催となった東京大会。
とても美しい会場である日本大学文理学部オーバルホールには、台風の影響が残る中、申し込みされた方の9割以上の方が会場にお越しくださいました。
お足元の悪い中お越しいただき、本当にありがとうございました!
開始までの時間に賑わう会場で、東京でもこのセミナーへの期待感を感じました
大阪大会から約2カ月。反響が大きかった「高校生の学びの問題」の現状や当事者の思い、解決に向けての環境づくりについて、どのように紹介するか……。東京大会へ受けて、再度練り直しました。
そして、文部科学省 初等中等教育局特別支援教育課 課長補佐(併)医療的ケア対策専門官 齋藤 綾子様をご来賓にお迎えしての発表が実現しました✨
会場の皆様の真剣な眼差しと、深い頷きと、涙。
とても出会いの多い、実りあるセミナーとなりました!
ご講演の皆様、ご参加の皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました
大きな社会問題だけど、なかなか知られることのない「高校生の学びの課題」について、約50名の方々と一緒に考えたとても濃い1時間半。
「何かしたい」「何かできる」「帰って◯◯に伝えよう」と思っていただける応援団が増えて、ここから一人でも高校生が学校につながって欲しい!
心から、そう願っています😌
心に響いた言葉
東京こどもホスピスの学習支援などについて
〜今を生きる〜
佐藤良絵さん
高校生で突然骨肉腫と診断された息子さんと闘病生活を送ります。
息子さんご本人の孤立は学校生活や病院や地域で、
お母様の孤立はお仕事や地域で、
そして、ごきょうだいの孤立はご家族や地域で起こりました。
みんながそれぞれ我慢を強いられ、息子さんが亡くなるという絶望や悲しみの極限状態で佐藤さんが社会に復帰できたのもまた地域の方の温かい声掛けだとおっしゃいます 😭
そしてNPO法人を設立。
苦しみや辛さを本当の心の強さにして、困っている人を助けたいと考えていらっしゃいます!
高校生は「こども」のくくりにあるのに、小中学生では利用できる制度が使えないことがいろいろあります。
そこをみんなで呼びかけつつ、法人でできることを増やし、挑戦を続けています✨
今を生きる。
今という大切な時を
亡くなられた息子さん、出会われた病気を抱える皆さんとともに生きている。
そんな佐藤さんから高校生の問題について大きな勇気と前へ進むことの大切さを教えていただきました
佐藤さん、ありがとうございました!