北海道会場
2024年10月6日(日)
札幌エルプラザ 3階ホール
主催:NPO法人未来ISSEY
東京ブロック応援団長:NPO法人勇者の会
共催:織田整骨院、札幌山の手高等学校
後援:北海道教育委員会
秋の気配を微かに感じ始めた10月6日の日曜日 🍁
札幌の市内で3回目となる高校生のための井戸端セミナーを開催しました!
今回は辺りも暗くなった19時からの開催。
北海道の夜はすでにひんやりとしていましたが、開場前の皆さんの賑やかな話し声に、あたたかい気持ちになりました☺️
東京会場から早1ヶ月。
このセミナーも3回目の開催となり折り返しを迎えました!
今回はフロア側の皆さんからもご意見・ご感想をいただき、貴重な交流ができました
──院内学級高等部のある先進的な病棟では、生徒同士の交流で「病気を経験したことの意味」「生きることの意味」を直接一緒に考えていきながら支え合っている。
今できている支援に満足せず、そこを理想としてオンラインだけではない、様々な方法に取り組む必要性を教えてくださった方もいらっしゃいました
病気になることがいいはずはないけれど、難病を抱えて学んだこと、生きる糧になり、自分を見つめるきっかけの出来事となったこともたくさんあると、語ってくださいました
「治療と学びの両立をめざすガイドブック」の配布先にも、大きな病院や支援に携わる団体の皆さんの名前が次々と
皆さん、本当にありがとうございました 🩷
そして、この大会の応援団長として受け入れ準備から司会進行をしてくださった、NPO法人勇者の会の阿部美幸さん。
この大会をご縁に、北海道の子どもとご家族のための支援の輪をこれからも大きく広げてくださるでしょう。
ありがとうございました!
ガイドブックと今日の情報が、高校生に関わる方々にもっともっと届いていきますように
その先お役に立てることを願いつつ、次の福岡大会に臨みます。
是非とも福岡大会へのご参加をよろしくお願いします
心に響いた言葉
びょうきはびょうき、わたしはわたし
白崎優太さん
高校生の時に、全身性エリテマトーデス、特発性大腿骨頭壊死症、網膜症を発症した白崎さんは、何回も繰り返す体調不良や痛み、検査、手術、そして最長で3か月の入院を経験し、
「何故自分だけがこんな目にあうのか・・」と
悲しく不安になったそうです。
高校生の頃に難病を患うと、身体だけでなく心が大きく揺らぎます。
勉強についていけない、学校行事もやっていけるのか、早退は嫌だ、みんなと違う、迷惑をかけないだろうか、全力で動けなくなるなんて、評定、成績、進学はどうなるのか……。
それでも目標を見失わず、今、医療者としての道を確実に進めているのは、
多くの「支え」があったからだといいます
制度にはないけれど勉強を教えに来てくれた担任の先生、友だち、
コーチとして参加させてくれた部活のメンバー、そして家族 🤝
その力は本当に大きかったそう
その人の置かれた立場や気持ちに合わせて、オーダーメイドのサポートが必要不可欠だけれど、実現は難しいことが多いのも、お仕事をされて感じるそうです。
今回の高校生の学びもやはり難しい……。
でも諦めない!✨
小児科医として、経験者として。
子どもさんに伝えていることがあります
将来への不安がある患者さんへ
「あくまで病気は、1つのアクセサリー」。
デザインはいろいろ、つけると不便、外せないけれど、個性として捉えて
エールを送ってくださいました
もちろんなければよかった病気の経験。
でも周りの支えがたくさんあれば、前を向けると伝えてくださいました。
だから私たちは「 情報を持ち、支えることのできる周りの人 」になりたい、増やしたい!!
そう強く感じた、優しいお人柄を感じるお話でした。