子どもの「会いたい」をつなげる事業
香川県内で長期入院・療養中のお子さまに交流支援ロボットを無償貸出ししています。
現在未来ISSEYでは「つながロボット」「kubi」「Telepi」の3つの交流支援ロボットを所有しています。
香川県に在住で小児慢性特定疾患を抱える子どもとその家族のみなさまへの貸出しとなります。
様々な理由で、学校に通うことが出来ない子どもたちは、友達と遊んだり、学校へ行ったり、勉強したり、私たちが「当たり前」と思っていることを諦めないといけない状況にあります。
そして病気を抱える子ども達の親御さんは、ネットで不安な気持ちを調べたり解消するしかない環境。愚痴や悩みを相談する窓口もハードルが高く、親子で孤独を抱えてしまう方がたくさんいる。
私たち未来ISSEYはそんな方の力になりたい。
交流支援ロボットの活用事例 ※Orihimeの貸し出しは終了しています。
小学生には「つながロボット」を貸出ししています
小学生には「つながロボット」を貸出ししています。
小学生のデザインを形にした「つながロボット」を学校に置くことで、親御さんと学校、大切なお友達とのコンタクトがもっと身近になったら。
子どもたちが入院していても、仲間たちともっと交流を持てたら。
行事ごとに参加したくても、出来ない。そんな気持ちを諦めないでほしい。
中高生の授業には「kubi」を貸出ししています
中高生にはkubi(クビー)がおすすめです!
kubi(クビー)は日本語の「首」を由来とする、Xandex, Inc.が開発したタブレットスタンドです。
kubiはその名の通り、左右に300°上下に90°自由自在に稼働できるロボットですので、首振り機能を使って自由に視角を調整できます。
現在は未来ISSEYではkubiに連動するアプリを契約しており、 バーチャルアバターでも学校参加が可能!!またスタンプでも感情を表現することができたり、音声でのコミュニケーションが取れない時にはチャット機能が使えたります。
ご家族との交流は「Telepi」を貸出ししています
ご家族や友達との普段の交流には手軽に持ち運びができる「Telepi」(テレピー)がおすすめです。
スマートフォンをテレピーにのせるだけで、お互いの顔が見やすい角度で固定してくれるので、ハンズフリーの最適な環境でずっと楽しくコミュニケーションをとれるようにします。
おうちの食卓で家族を笑顔でつなぐことができます。
大好きおじいちゃん・おばあちゃんやお友たちのところにも手軽に持ち運べます。
Wi-Fi/Bluetooth設定不要です。
こんな時に・・・
- 学校の友達と一緒に授業を受けたい!
- 入学式や卒業式、遠足や文化祭などのイベントに参加したい!
- 家族や友達と出かけたい!
友達と一緒に「私」と一緒に笑おう
やりたいを形に「会いたい」が叶う
つながロボットは人工知能ではありません。「ロボットと人ではなく、人と人をつなぐロボット」として、様々なシーンで活用されています。
今までも卒業式や修学旅行、授業参観、学校外活動で水族館やお城でのイベントなどに参加しました。
ご利用者様からの繋がりのお声
つながロボットで部活に参加しました。みんなが頑張って練習しているところが見たかったからです。久しぶりに話ができて元気が出ました。操作はとっても簡単!「治療がんばって。」と言われたとき、つながロボットを使ってよかったなと思いました。そして、こちらの顔が見られなくて安心しました。
先生から「〇〇君だよ」とつながロボットを通じて、友だちを紹介してくれました。クラスみんながつながロボットに集まって、向こうにいる友だちとわいわい会話が始まりました。会話が終わった後はクラスみんなで先生に「ロボットを私たちに教えてくれてありがとうございます。〇〇君と会わせてくれてありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えました。
お申込みの流れ
- お問い合わせフォーム、お電話にてお申込みください。
- お問い合わせフォームでお申し込みの場合、内容を確認したうえで、お電話(またはメール)にてご連絡をさせていただきます。
- 基本1日だけのレンタルです。(10時~16時の間で約3時間接続できます)
- 月に5人まで貸出し対応可能です。
- インターネット(WiFi)環境がロボット側・操作側の双方に必要です。
- 接続環境が整っている、スタッフサポートが不要な場合は長期貸し出しも可能です。
※WiFi&人件費の費用があるため、ある程度制限がかかってしまいます。上記の制限にご理解をお願いいたします。
その場に自分が「居る」ことを手元の画面と通して感じられるのがとても良いと思いました。ZOOMと違って、自分の姿を見られることなく、一緒に会話を楽しむことが出来ました。使った本人も、私は「学生」「部員」といった感覚を取り戻せたようで勉強を頑張ろうと思えたと言っています。