入院治療中・療養中のお子さんときょうだい児さんの心・遊び・学習・復学を支えます。
グッドブラザー
慢性疾患や難病での入院治療は、長期の教育・学習の空白を生みます。病棟保育士のいる病院や院内学級のある病院での治療を選択した方は、遊びや学習の支援が受けられます。
しかし、そういった病院ではない場合や、治療中の制限・度重なる通院・自宅療養等で、お子さんの心の成長に必要な「年齢の近い人とのコミュニケーション」「学習意欲と学年相応の学習内容」が欠けることは本当に大きな問題です。
この問題が治療後の復学の壁となっている場合もあります。
そこで「NPO法人未来ISSEY」では支援ボランティアである「チーム・グッドブラザー」の活動を行っています。
「グッドブラザー」は、主に医療・福祉・教育を学んでいる病弱児支援に関わりたいという県内の大学生・専門学校生・高校生、大人ボランティア、それを支えるスタッフで構成されています。お子さんの体調のよい時に、定期的にボードゲームや学習支援等、交流の場を提供します。
ご家族と離れる時間が多くなってしまうきょうだい児さんのサポートにも活用できます。
また、季節ごとにイベントを開催し、入院や療養中のバディに楽しい時間をお届けします。
単発で楽しいイベントをお届けすることも♡
そして月1回、グッドブラザー達が作った問題プリント集(だははは問題集)とお手紙を病院にお届けして子ども達との交流のきっかけ作りもしています。
HPで公開しているのでこちらもチェックしてくださいね。
グッドブラザー研修会
グッドブラザーとして活動するには登録研修会へ参加してもらい、活動の趣旨や対象児(バディ)の現状を知ったうえで登録をしてもらいます。
先輩グッドブラザーから活動をしてのアドバイスも。
グッドブラザーやスタッフのスキルアップ研修会も定期的に行っています。
講師の先生を招いて、バディとのかかわり方やコミュニケーション方法、コロナ禍においてはオンラインでのゲームを使った遊び方など内容は様々。
どんどんグッドブラザーのレベルもアップしています。
ショートムービー
香川県で小児ガンや心臓病などの長期入院している子どもとその家族を孤立させない活動ができないかを問いかけるショートムービー。
2019年、県外には、実際に病児をサポートしている団体が存在していました。
そう遠くない未来に香川県でもこの活動ができるようにと願いを込めて、NPO法人未来ISSEYは活動を進めてきました。その最初の活動がこのショートムービーの制作です。
グッドブラザーの活動に参加したい方・ご利用したい方へ
「グッドブラザー」になるには年齢制限などはありません。但し、まずは学習支援ボランティアの講習会に参加しなければなりません。(年3回開催)病気の子どもたちと関係を持つスタッフを育成するプログラムです。
- 医療的行為はできませんので、医療的ケア児に対応することはできません。
- 個別に利用可能な条件・制限が伴いますので、ご利用希望の方はまず下記のフォームからご相談ください。